「火の時代」から「地の時代」へ移行する中で

学んできた知恵や再構築した価値観を、「実践者」として現実の世界の中で活かす

 

2018年の惑星の配置には大きく3つの特徴があります。

1つめは、土星が山羊座に移動することです。

 

「土星の山羊座への移動」

 

20159/18から射手座に滞在していた土星は201712/20に山羊座に移動します。

土星は一つの星座に2年半滞在し、12星座を29年で一周しますが、

山羊座は、土星が最も力強くパワーを発揮させるホームグランドです。

このホームグランドに、土星が29年ぶりに戻ってきたことが、2018年の最大のポイントとなります。

 

土星は「大人や社会人としてどう成熟するか?」と「具体的な形をどうやって示すか?」

という2点を、厳しく私たちに問いかける惑星です。

 

2015年の秋からの2年間は、射手座に滞在しました。

この2年間は、この世を生きる上での理念や哲学のようなものを再構築するよう、土星は問いかけてきました。

実際、「精神的な気づき」や「学び」があった人が多かったと思います。

企業でいえば、企業理念を見なすような時期でした。

 

山羊座に移動する2018年から2020年の3年間は、構築した理念を実践に移すタイミングです。

山羊座は、一つ前の射手座で構築した価値観を、具体的に実践していく星座です。

射手座が哲学者や知識人だとすると、山羊座は政治家や官僚ということになります。

 

3年間の期間があるということは、試行錯誤を繰り返しながら、実践したことを完成させていくことが必要だからです。

山羊座は「簡単にできたことには価値がない」という考え方をします。

そのため、時間をかけ粘り強く結果を出していきます。「実践→批判・評価→調整→再実践」こうした繰り返しの中で、

自分自身の方針と社会や環境からの要請を調整し、完成に導くのです。

 

「天王星の牡牛座への移動」

 

2つ目は、天王星が牡牛座に移動することです。

天王星は、20113/12から7年間、牡羊座に滞在し、20185/16に牡牛座に移動します。

ただし、天王星が牡牛座に滞在する期間は、11/7までの半年間です。

その後、一度牡羊座に戻り、2019年に本格的に牡牛座に入ります。

 

天王星は「変化変容」と「視野の拡大」を促す惑星です。

2011年からの7年間は牡羊座に滞在しました。牡羊座は「誕生・出発・起動」を表します。

そのためこの7年間は、蛹から蝶に変わるように大きなトランスフォームを体験した人が多かったはずです。

それまでの人生とは180度変わってしまった人、それまでの人生が過去世のように感じる人、そうした経験も少なくなかったでしょう。

 

その天王星が牡牛座に入ります。

牡牛座は、牡羊座で変容した生命力を入れる新しい器を表します。

エネルギーが変わると、物理的な肉体が変わっていくように、牡牛座に入ると新しいエネルギーに適応した「形」を手に入れていきます。

 

実は、この天王星の牡羊座から牡牛座への移動と、土星の射手座から山羊座への移動は、有機的に連動しているのです。

それは「火から地への移行」という点です。

牡羊座と射手座はともに「火の星座」に属します。牡牛座と山羊座は「地の星座」に属します。

そのため、2つの惑星は「時代が火から地へ変化する」ことを表しています。

 

「火」は形のない精神性や熱を表し、動機を大切にします・

「地」は物理的な形や三次元性を表し、実践することや形にすることを大切にします。

そのため、土星と天王星の配置に共通しているのは、

「目に見えない精神性を、形あるものに落とし込んでいく」ということでしょう。

 

201712月から、その傾向が始まりますが、2018年の5月には、さらに一つギアが上がっていくように感じるでしょう。

ただし、天王星は11月に再び牡羊座に逆行します。

そのため、2018年の夏の出来事は、2019年以降の本番に向けての予告編となる可能性もあります。

 

「木星の射手座への移動」

 

3つ目は、木星が射手座に移動することです。

201710/10から蠍座に滞在している木星は、201811/8に射手座に移動します。

木星は一つの星座に1年滞在し、12星座を12年で一周しますが、

射手座は、木星が最も力強くパワーを発揮させるホームグランドです。

 

ここでも、連動した惑星の動きがあります。

それは、天王星が逆行して牡羊座に戻った日(11/7)の次の日(11/8)に木星が射手座に入るということです。

ここで、一度小さくなった「火」のエネルギーが再び、再燃します。牡羊座も射手座も火の星座に属します。

そのため、2018年から時代が進んでいるように感じていた人にも「揺り戻し現象」が起こるでしょう。

 

戻る時期は短い人で2年前、長い人だと7年前に戻ることもあります。

この「揺り戻し」現象は、感情的にはとてもきついものですが、慌てないことです。

「小さな忘れものを取りに戻ってきた」と考えましょう。

 

「自信」を与える土星

 

このように、2018年は3つの外惑星が移動する変化の激しい年となりますが、

その中でも、最も大きな影響を与えるのは、土星の山羊座入りです。

土星山羊座時代については、この20年間のサイクルというものが大切になります。

↑ひとつ前の記事を参照してください。

 

20年前の「動機」に対して、これからの3年間は「結果」というタイミングです。

この20年間の努力や試行錯誤の成果が、様々な形で結実していきます。

「撒いた種が、どのように育ったか」と、捉えることもできます。

 

このように、「成果」「結果」「努力」「試行錯誤」「撒いた種」といった言葉が並ぶと

なんだか重苦しいムードになってきますね。

しかし実は土星は、私たちが社会で生きていくうえで、最も必要な「自信」というものを与えてくれます

 

例えば、自分自身の本質的なパーソナリティである月や喜びの源泉である金星も、

とても大切な惑星ですが、月や金星そのものが自信を与えてくれるわけではありません。

それは、月や金星は先天的な要素が強い惑星だからです。

 

それに対し土星は後天的に身に着けていくものを表しています。

月は神が与えた天賦の才であり、

土星は後天的に努力することで得られるもの。

と言い換えることもできます。

 

後天的に身に着けていくものは、必ず実践の中での試行錯誤を伴います。

それは、土星が最も大事にしている側面です。

その土星が山羊座に入るということは、

2018年は、この20年間で試行錯誤してきたこと、頑張っていたことが、

「自信」に転換されていく年ともいえるでしょう。

 

東海 豊

 

※次回は各サイン別の2018年のメッセージを、順次アップします。お楽しみに!

 

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