魚座の時期の星の動き・その3

 

★魚座の時期の主な惑星の動き

226/新月・日蝕/魚座9

32/太陽・海王星 コンジャンクション/魚座12

33/天王星・木星 オポジション/牡羊座・天秤座23

316/太陽・キーロン コンジャンクション/魚座26

 

2017年の魚座の時期は、まず226日に新月を迎えます。

この新月はドラゴンテイルとコンジャンクションすることで日蝕となります。

今年は獅子座の時期にもう一度、新月・日蝕があります。

2017年の獅子座の時期は、ある種のクライマックスでもあるため

今回の日蝕はその前哨戦となるでしょう。

 

32日は太陽が海王星とコンジャンクション。

前述したように、海王星は現在、多発するゆさぶりに対する

救済のあり方を示しています。

魚座12度は、海王星的な救済の方法を手に入れるための

14のゲートの5番目であり、それは試されるようなことが多いでしょう。

 

その翌日、33日は牡羊座に滞在する天王星に

天秤座に滞在する木星がオポジションを形成し刺激します。

雛祭りにしてはかなり刺激的な配置です。

 

実は今年の魚座の時期は、金星と火星が牡羊座にいて

これは片足を半分くらい牡羊座に突っ込んだような魚座だといえます。

通常は、魚座で死んで、牡羊座で生れ変るのですが

ややフライング気味に、生まれようとする勢いが見られます。

そういみ意味では、魚座らしい「夜明け前の静かな時間」が短く

春が早く来るようなムードがあるでしょう。

 

天王星と木星のオポジションは、対人関係の刷新を表しますが

今回は木星が逆行してオポジションを形成するので、

予告編、あるいは練習、シュミレーションといった色合いが強いかもしれません。

本番は、木星・天秤座時代の一年の最終のタイミングであり、

秋分を少し過ぎた928日に

木星は天王星とオポジションを形成する時でしょう。

今回は秋分以降の対人関係を予感させる出来事が起こるでしょう。

 

また、33日の天王星と木星のオポジションは

316日の太陽とキーロンのコンジャンクションに繋がるものがあります。

キーロンは土星と天王星のあいだにいる小惑星です。

公転周期は50年で、土星の29年と天王星の84年のちょうどあいだくらいです。

 

土星と天王星を繋ぐ存在として

保守から革新へと移行する時に起こる現象を表します。

一般的には「心の傷」または「その傷を癒す」と言われていますが

それは、物事を革新していく時、あるいは変容に伴う

心の傷に対応しているといえます。

 

そのキーロンが魚座26度で太陽とコンジャンクションします。

魚座26度のサビアンシンボルは「影響を分割する新月」です。

もう少し詳しく訳すと「非常に細い三日月(新月)が日没時に現れるのを見て、

様々な人々が、それぞれ異なった計画と共に前に進む時期が来たことを知」と訳されます。

 

これは「様々なしがらみから離れ、魂の根底にある自分だけの目的にむけて歩みはじめる」

そうしたことを意味する、とても美しいサビンアンシンボルです。

本当の意味で「孤独」を理解する段階にくるのが魚座23度です。

もちろん、これは永遠に引きこもることではなく、

孤独に対する成熟した(達観した)視点を手に入れたうえで、

新たに環境との関係を構築していくことになります。

 

海王星のところでも書きましたが、

時代の大きな変化を天王星と冥王星が作っている横で

魚座に滞在する海王星とキーロンが、

その先に進むための

内面のあり方、心境の落としどころを示してくれていると考えられるでしょう。

キーロンは、海王星とともに

もうひとつの魚座的な救済のあり方を示しています。

 

東海 豊

 

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