自己を中心に据えることを体験し、他者や社会に対する貢献性を高める」

 

2018年の地のサインは、自分自身を中心とした世界像に意識が向いていきます。

常に他者の利益を優先しやすい地のサインにとって、自分を中心に置くことは難しいことです。

しかし、2017年12月から2018年11月までの一年は「自分を中心に捉えていくことが問わる」時期です。

それは「社会の中で、自我を育て直す」と言い換えることもできます。

 

地のサインのこれまでの数年間は、他者や社会への杞憂に満ちていました。

世界情勢や社会環境、あついは自然災害など、私たちを取り巻く環境は、波乱や困難で溢れています。

そんな状況の中で、困っている人を人一倍気にかけ、胸を痛めたりしながら過ごしている人が多いはずです。

実際に手を差し伸べている人も多いでしょう。

あるいは、自分自身の無力さを嘆いている人もいるかもしれません。

 

このように地のサインは、他者に対する愛情はすでに豊かなものを持っています。

しかし愛情や心配だけでは、具体的な解決には及びません。

より現実的な手法や力の活かし方を手に入れなければ、

多くの人や社会に対しポジティブな影響を与えることができません。

 

2018年は、自分自身にフォーカスし、自我をもう一度育て直すこと、自我の活かし方を学ぶことす。

そのことで、今までにはない未知の手法やパワーを発見していくことができるようになるでしょう。

特に、8月下旬は地の星座でグランドトラインという配置が形成されるため、「こうらりたい」という意志がダイナミックな形で発展していくでしょう。

 

「牡牛座の2018年」

牡牛座は、密度の濃い関係から離れ解放されます。

自分自身で決めた境界線を自ら飛び越え、より遠い世界へと羽ばたくのです。

いつもは一つの場所に留まりがちな牡牛座ですが、2018年は「離れる」がテーマです。

しばらくまとまった休みをとっていない人は、海外に旅に行くのもいいでしょう。

5月から11月の半年間は、自分自身のあり方を再構築するような出来事も起こりやすくなります。

しかし、このタイミングでの出来事は、2019年以降の予告編に過ぎません。

予告編は映画のようにやや大げさにやってくるものです。

慌てず、自分自身のペースを守っていきましょう。

 

「乙女座の2018年」

乙女座は、内面に秘めている思いをアウトプットする時期に入ります。

自己を主張すること、押し出すことは恥ずかしいことだと考え、枠役に徹する傾向がある乙女座ですが、

2018年はセンターに抜擢される可能性があります。

その時の成果や評価は、その後にあまり大きな影響を与えませんので、反省はし過ぎないことです。

舞台のセンターに立つことそのものに大きな意味があります。

なぜならその結果、乙女座が長年手に入れることが出来なかった「自分軸という視点」を手に入れることができるからです。

また8月下旬には、頑張ってきたことが意外な形で発展しくかもしれません。

 

「山羊座の2018年」

山羊座は、2018年の主役です。

2008年以降、山羊座には地殻変動が起きています。

ゆっくりと断続的ですが、確実に揺さぶりが継続しています。

2018年からの3年間はそのハイライトを迎え、揺さぶりの中で、隠れたパワーを再発見していく年となるでしょう。

山羊座は利己と利他が同居する星座です。

そのため産みの苦しみのプロセスでは、その両者がぶつかりあいます。

そんな時は利己に比重を置きましょう。

特に11月までは、自分自身を中心に据えていくことが大切です。

その結果、11月以降は、今まで以上のパワーとフォースを他者のために使うことができるようになります。

 

東海 豊

 

次回は風のサインの2018年です。お楽しみに!

 

 

 

「熱い動機と純粋な目的意識に支えられ、ひとつの世界を完成に向かわせる」

 

火のサインはここ数年間、自分らしい熱と思いに溢れる人生を生きてきました。

特に2011年以降は、社会の変革が一層進み世の中が混沌としていく中で、

自分自身に軸のあり方を再構築してきたはずです。

根底を揺るがす出来事の中で(あるいは、全てを失うことの中で)

自分の根本的なあり方を見出すのは、火の星座の最大の強みといえます。

環境のうねりを力に転換してきました。

 

2018年、火のサインは熱や思いを形にする試みが必要になります。

「決める」、「方向性を定める」、「舞台に立つ」、

こうした行動は火のサインにとってお家芸といえますが、

その行動を定着させていくことはあまり得意ではありません。

もしかしたら、途中で投げ出したくなる時もあるでしょう。

 

それは多くの人が安定活動に入ってきたと感じ始めた時、

火のサインの生命力は下降しはじめるからです。

2018年は、特に5月以降にそうした傾向が強くなるでしょう。

 

もし、自分自身を支える原動力がダウンしてきた時は

「そもそも、何が目的だったのか?」と考えましょう。

火のサインは、目的意識に支えられ、未来を見つめることで再生していくからです。

 

そのため、現実的なことに埋没しているように感じた時は、

「初心に戻り本来の目的を思い出す」といいでしょう。

 

「何が一番大切なことだったのか?」この問いかけを忘れないことです。

それでも、現実的なことに意志を奪われ、熱い思いが再生できない人は、

11月以降は天王星が牡羊座に戻り、木星が射手座に入ります。

その頃から、本来の自分らしさを取り戻し、再び動きだすことができるでしょう。

 

「牡羊座の2018年」

牡羊座は、ここ7年間の中で次元が上昇するような変化があったはずです。

その変化は5月以降、いったん収束を迎えます。

同時に、これまでの長い時間をかけた取り組みの成果が表れてきます。

その長い期間とは20年です。そのため、20前に戻ることをお勧めします。

その時の純粋な動機が、これからの3年間のあなたに成果や完成をもたらしてくれるでしょう。

 

「獅子座の2018年」

獅子座は、ライフスタイルの見直しが必要になります。

毎日の暮らしのリズムの中に喜びを見出すことが必要です。

そのことが、獅子座を完成へと向かわせます。

もともと、どこまでいっても「何ひとつ形になっていない」と考えがちな獅子座ですが、

この3年間は「一つの世界の完成」を感じることになるでしょう。

また、7月下旬から8月上旬にかけて、獅子座の太陽が日蝕と月蝕を形成します。

この時期は、内面の思いと現実とのギャップに葛藤が生じやすいでしょう。

思い切った行動にでることで葛藤を打破することが出来るかもしれません。

 

「射手座の2018年」

射手座は、未来に向いていた意識が、過去に転じていくことが多いでしょう。

自分を形成してきた過去の体験、自分を構成している代々の血統、そもそもの発端やルーツ、そうした懐古的な時間が増えてきます。

5月以降は、その時間軸が現在に移行します。

この時期は仕事上、周囲の要求に応えることが必要になりそうです。

そして11月には、また未来に意識が向いていきます。

木星が本来のホームグランドである射手座に移動してくるからです。

そのため2017年と比べると空気がよりクリアに見え、

視界が良好になってくるでしょう。

過去、現在、未来と時間軸が大きく変動していく一年です。

 

東海 豊

 

次回は地のサインの2018年です。お楽しみに!

 

「火の時代」から「地の時代」へ移行する中で

学んできた知恵や再構築した価値観を、「実践者」として現実の世界の中で活かす

 

2018年の惑星の配置には大きく3つの特徴があります。

1つめは、土星が山羊座に移動することです。

 

「土星の山羊座への移動」

 

20159/18から射手座に滞在していた土星は201712/20に山羊座に移動します。

土星は一つの星座に2年半滞在し、12星座を29年で一周しますが、

山羊座は、土星が最も力強くパワーを発揮させるホームグランドです。

このホームグランドに、土星が29年ぶりに戻ってきたことが、2018年の最大のポイントとなります。

 

土星は「大人や社会人としてどう成熟するか?」と「具体的な形をどうやって示すか?」

という2点を、厳しく私たちに問いかける惑星です。

 

2015年の秋からの2年間は、射手座に滞在しました。

この2年間は、この世を生きる上での理念や哲学のようなものを再構築するよう、土星は問いかけてきました。

実際、「精神的な気づき」や「学び」があった人が多かったと思います。

企業でいえば、企業理念を見なすような時期でした。

 

山羊座に移動する2018年から2020年の3年間は、構築した理念を実践に移すタイミングです。

山羊座は、一つ前の射手座で構築した価値観を、具体的に実践していく星座です。

射手座が哲学者や知識人だとすると、山羊座は政治家や官僚ということになります。

 

3年間の期間があるということは、試行錯誤を繰り返しながら、実践したことを完成させていくことが必要だからです。

山羊座は「簡単にできたことには価値がない」という考え方をします。

そのため、時間をかけ粘り強く結果を出していきます。「実践→批判・評価→調整→再実践」こうした繰り返しの中で、

自分自身の方針と社会や環境からの要請を調整し、完成に導くのです。

 

「天王星の牡牛座への移動」

 

2つ目は、天王星が牡牛座に移動することです。

天王星は、20113/12から7年間、牡羊座に滞在し、20185/16に牡牛座に移動します。

ただし、天王星が牡牛座に滞在する期間は、11/7までの半年間です。

その後、一度牡羊座に戻り、2019年に本格的に牡牛座に入ります。

 

天王星は「変化変容」と「視野の拡大」を促す惑星です。

2011年からの7年間は牡羊座に滞在しました。牡羊座は「誕生・出発・起動」を表します。

そのためこの7年間は、蛹から蝶に変わるように大きなトランスフォームを体験した人が多かったはずです。

それまでの人生とは180度変わってしまった人、それまでの人生が過去世のように感じる人、そうした経験も少なくなかったでしょう。

 

その天王星が牡牛座に入ります。

牡牛座は、牡羊座で変容した生命力を入れる新しい器を表します。

エネルギーが変わると、物理的な肉体が変わっていくように、牡牛座に入ると新しいエネルギーに適応した「形」を手に入れていきます。

 

実は、この天王星の牡羊座から牡牛座への移動と、土星の射手座から山羊座への移動は、有機的に連動しているのです。

それは「火から地への移行」という点です。

牡羊座と射手座はともに「火の星座」に属します。牡牛座と山羊座は「地の星座」に属します。

そのため、2つの惑星は「時代が火から地へ変化する」ことを表しています。

 

「火」は形のない精神性や熱を表し、動機を大切にします・

「地」は物理的な形や三次元性を表し、実践することや形にすることを大切にします。

そのため、土星と天王星の配置に共通しているのは、

「目に見えない精神性を、形あるものに落とし込んでいく」ということでしょう。

 

201712月から、その傾向が始まりますが、2018年の5月には、さらに一つギアが上がっていくように感じるでしょう。

ただし、天王星は11月に再び牡羊座に逆行します。

そのため、2018年の夏の出来事は、2019年以降の本番に向けての予告編となる可能性もあります。

 

「木星の射手座への移動」

 

3つ目は、木星が射手座に移動することです。

201710/10から蠍座に滞在している木星は、201811/8に射手座に移動します。

木星は一つの星座に1年滞在し、12星座を12年で一周しますが、

射手座は、木星が最も力強くパワーを発揮させるホームグランドです。

 

ここでも、連動した惑星の動きがあります。

それは、天王星が逆行して牡羊座に戻った日(11/7)の次の日(11/8)に木星が射手座に入るということです。

ここで、一度小さくなった「火」のエネルギーが再び、再燃します。牡羊座も射手座も火の星座に属します。

そのため、2018年から時代が進んでいるように感じていた人にも「揺り戻し現象」が起こるでしょう。

 

戻る時期は短い人で2年前、長い人だと7年前に戻ることもあります。

この「揺り戻し」現象は、感情的にはとてもきついものですが、慌てないことです。

「小さな忘れものを取りに戻ってきた」と考えましょう。

 

「自信」を与える土星

 

このように、2018年は3つの外惑星が移動する変化の激しい年となりますが、

その中でも、最も大きな影響を与えるのは、土星の山羊座入りです。

土星山羊座時代については、この20年間のサイクルというものが大切になります。

↑ひとつ前の記事を参照してください。

 

20年前の「動機」に対して、これからの3年間は「結果」というタイミングです。

この20年間の努力や試行錯誤の成果が、様々な形で結実していきます。

「撒いた種が、どのように育ったか」と、捉えることもできます。

 

このように、「成果」「結果」「努力」「試行錯誤」「撒いた種」といった言葉が並ぶと

なんだか重苦しいムードになってきますね。

しかし実は土星は、私たちが社会で生きていくうえで、最も必要な「自信」というものを与えてくれます

 

例えば、自分自身の本質的なパーソナリティである月や喜びの源泉である金星も、

とても大切な惑星ですが、月や金星そのものが自信を与えてくれるわけではありません。

それは、月や金星は先天的な要素が強い惑星だからです。

 

それに対し土星は後天的に身に着けていくものを表しています。

月は神が与えた天賦の才であり、

土星は後天的に努力することで得られるもの。

と言い換えることもできます。

 

後天的に身に着けていくものは、必ず実践の中での試行錯誤を伴います。

それは、土星が最も大事にしている側面です。

その土星が山羊座に入るということは、

2018年は、この20年間で試行錯誤してきたこと、頑張っていたことが、

「自信」に転換されていく年ともいえるでしょう。

 

東海 豊

 

※次回は各サイン別の2018年のメッセージを、順次アップします。お楽しみに!

 

20年前を思い出してみる」

 

199698年、今から20年前の日本は、

バブルが終わり平成不況の真っただ中にいました。

その不況が、団塊ジュニアの就職の時期と重なり、就職氷河期と言われる時代です。

橋本内閣の政策により、消費税も5%に上がり消費は一層の冷え込みを見せ始めました。

携帯電話の価格が下がり、普及率が一気に上り、IT環境も大きく変わりはじめた頃でもあります。

はじめて携帯を持ったのがこの頃という人も多いでしょう。

サッカーファンには、マイアミの軌跡、ジョホールバルの歓喜など忘れられない年です。

流行したものは、PHS、タマゴッチ、ポケモン、エバンゲリオン、失楽園、小室ファミリー、ルーズソックス、アムラーなどなど。

さて、この頃の皆さんはどんな時代だったでしょうか?

 

12/20、まもなく土星が山羊座に入りますが、

土星が山羊座に入った時は、20年前を思い出してみることが大切です。

それは、山羊座の土星は「長い時間をかけたことが完成に向かう」からです。

 

完成に向かう時に大切なことは、スタートの時期に戻ることです。

「その頃のあなたが、今のあなたを見たらどう思うか?」

この視点がとても大切になります。

 

例えば、当時20歳だったとすると、現在は40歳です。

20歳のあなたから見た40歳のあなたはどんな風に見えますか?

 

また、20歳のあなたに

40歳になったら、こんなことをやっていて、こんな人になるとしたら、どう?」

と聞いてみることも大切です。

 

その答が、肯定的であったとしても、否定的であったとしても、

その視点が2018年のあなたを育てていきます。

そして、その後の人生の大きな自信となっていくでしょう。

 

「土星の山羊座時代」

 

201712/20に射手座から山羊座に移動する土星は

202012/17まで山羊座に滞在します。

(20203月〜7月に一度、水瓶座に入ります)

土星の山羊座時代の始まりです。

 

「土星が山羊座に入った時は、必ず牡羊座に入った時代を振り返る」

という考え方は、「牡羊座のスタートと山羊座のゴールという法則性」を、

占星術がとても大切にしているからです。

 

時代の情勢を見る時は、一つ前の周期を参考にします。

 

土星の一周前の周期は、

1967年〜68年が牡羊座 高度経済成長後期

1988年〜90年が山羊座 バブル経済期

 

高度経済成長で始まり、その結果バブルの頂点でひとつの時代が完成しました。

その後、土星が水瓶座に移動するタイミングでバブルは崩壊し、その流れで平成不況に向かいます。

 

今回の土星の周期は、牡羊座で平成不況が始まります。

そのため山羊座の3年間は、その不況が極まると予想できます。

そして、2020年に土星が水瓶座に入る頃、新しい時代の予兆が見えてくると想定することができます。

 

2019年は今上天皇の退位の年となり、新しい時代に移行しますが、

経済的に低迷し、混迷を極めた平成という年も、まもなく終わりを迎えるということですね。

そういえば、昭和天皇の崩御は1989年。前回、土星が山羊座にいた時期でした。

 

Capricorn Climax

 

実は、この土星の周期以上に、より大きな周期の惑星も山羊座に滞在し、

一つの時代を完成に向かわせようとしています。

それは冥王星です。

 

冥王星が牡羊座に滞在したのは19世紀前半です。

その頃から200年が経過し、一つの時代が終わろうとしています。

このように、周期の異なる惑星が同時に山羊座に滞在するのはとても珍しいことです。

 

前回の土星山羊座時代(198890)には天王星が山羊座に滞在しました。

そして、今回の土星山羊座時代(201820)は冥王星と土星が山羊座に滞在します。

この2回の配置を経て、200年以上の周期という大きな時代がひとつ完成し、終わりに向かいます。

 

こうした山羊座に外惑星が集まる現象を「Capricorn Climax」と呼びます。

(カプリコーンとは山羊座のことです)

長くなりますので、Capricorn Climaxの詳しいことはまた後日に書きますが、

いずれにしても、今回の土星の山羊座入りは、

29年に一度ある「通常の山羊座入り」とは異なる、

より長い周期が完成に向かうと考えることができるでしょう。

 

1/151/18は山羊座祭り」

 

12/20の土星の山羊座時代を祝福するように

太陽が12/22(冬至)に山羊座に入ります。

そのためこの時期は、これからの3年間を象徴するような時期となるでしょう。

 

特に1/151/18の山羊座の新月(1/17)を挟んだ4日間は

月・水星・金星・太陽・土星・冥王星の

6つの惑星が山羊座に滞在する山羊座祭りです。

 

これは長い物語の最終章の始まりの最初のクライマックスです。

ちょっと解り難いので、整理すると、

 

長い物語…1966年からの24年間

最終章…2017年からの3年間

最初のクライマックス…1/151/18

 

その中心である新月は、一ヶ月(月の周期)の始まりでなく

土星山羊座時代の始まりを表すダイナミックな新月です。

今回の山羊座の新月は、山羊座27度で形成されます。

サビアンシンボルは「山の巡礼」です。

 

これは「成功の可否予測に心を奪われることなく、ひたむきに願い、ひたむきに頑張ることで、新たな境地を見出す」という意味です。

山羊座は、具体的な計画をこつこつと実行し、着実に階段を登っていくサインです。

しかし、27度の山羊座は、巡礼者のように、ひたむきさや祈りの心を大切にします。

2020年までの3年間で、物事が完成し成就していくためには、

巡礼の心境に近い「ひたむきさ」が必要となるのでしょう。

 

★山羊座の時期の主な惑星の配置

 

12/22 冬至・太陽が山羊座に移動 同時に、太陽と土星がコンジャンクション(0)

・土星山羊座時代のはじまり

・一年で一番陰が極まる日

 

1/2 満月・太陽が山羊座12度、月が蟹座12度でオポジション(180)を形成

・自然界の法則やリズムを大切にする。冬の過ごし方、お正月らしい過ごし方を意識することが大切。

・先月に引き続き、スーパームーン。

 

1/3 天王星の逆行終了

20178/3から始まった天王星の逆行が終了。

・天王星が滞在する牡羊座の活動が活発化する。

・山羊座に滞在する多くの惑星とともに、活動宮の動きが活発となる。

 

1/9 太陽と金星と冥王星が山羊座20度でコンジャンクション(0)

・冥王星が金星のフィルターを通して、影響を与える。

・深い愛情が引き出されるような出来事が起こるでしょう。

・徹底的に楽しむのもいいかもしれません。

 

1/1518 山羊座祭り・太陽、月、水星、金星、土星、冥王星が山羊座に集合

1/17 新月、太陽と月が山羊座27度でコンジャンクション(0)

・土星山羊座時代の「最初のハイライト」。

2018年はこの日に新年の祈祷を行うのもいいかもしれません。

 

1/20 太陽が水瓶座に移動

 

※次回は「2018年を読み解く」です。ここでも土星の山羊座入りを解説します。お楽しみに!

 

東海 豊

「日常の環境から離れ、本来の自分自身に戻る」

 

忙しかった仕事がようやく片付いた―

そこで夜な夜なお気に入りの夜カフェで

溜まったメールを整理していると

旅行会社からのメルマガにふと目を引かれた。

「冬のロンドン、サンキュー(39,000円)キャンペーン」

 

おっ、これは安い!

今年は缶詰のように、ずっと職場と家の往復ばかりで息が詰まりそうだったし

イギリスは行きたかったのにずっと行ってなかったし、

これはきっと神様の導きだ!

と勝手に思い込み、航空券を即ネットで購入し、翌日にはいざ羽田へ。

 

13時間のフライトはさすがに疲れるけど、

ロンドンには寄らず、ヒースロー空港でレンタカーを借り

巡礼の道・セント・マイケルズ・ラインを西に走る。

途中、エイブリーのB&Bで1泊し

ストーンサークルやビーチの森をウオーク。

さすがに冷えるけど、静かで凛とした森の音に

仕事や東京での生活のことは、全てどこに行ってしまった。

 

旅の最終目的地はサマセット州のグラストンベリー。

周囲を360度見渡せる丘に建っているトーアに登ること。

トーアは中世に建立された聖ミカエル教会の跡地に残る塔。

12/3、射手座と双子座の満月の夜にトーアに登ると

大きな月が歓迎してくれた。今日はスーパームーンだ。

 

その後は、ブリストルからスコットランドに飛び、

フィンドフォーンで暮らす友人とあってから帰国。

東京に戻ると、なんだか脳が新しいバージョンに

ダウンロードされたような気分になった。

日常が今までと違う景色に見える。

 

――

 

これが射手座の正しいあり方です。

 

私たちは、毎日の仕事、人間関係といった周囲の環境に深くコミットして生活しています。

環境の影響は思っている以上に大きく、常に様々な影響を受けています。

射手座は、環境の影響を大きく受け続けると

本来の自分自身を取り戻すため、日常の環境から離れようとします。

自分自身の内面を「100%純粋な状態」に戻したくなるのです。

 

そのため射手座は時々、衝動的に旅に出たくなります。

射手座にとって旅は観光でなく巡礼です。

近代に入り、旅の目的は消費となりましたが、

もともと旅の目的は信仰であり、聖地巡礼です。

射手座にとってはどんな時代であっても旅の目的は信仰であり巡礼なのです。

 

「脳が新しくダウンロードした感覚」というのは

射手座に月とASCがある女性の言葉ですが、これはまさしく旅を終え、

様々な影響により古くなった自己を一新した射手座らしい表現です。

 

「2014年12/24から始まった土星射手座時代」

 

2014年12/24に、射手座に入った土星は今年の12/20に山羊座に移動し、

約3年続いた土星射手座時代が終わりを迎えます。

 

土星は、私たちに「具体的な成果」を求める厳しいコーチのような存在です。

この3年間、土星は射手座的な課題を私たちに与え、きちっと成果を出すように

促してきました。

 

射手座の課題とは「価値観の再構築」です。

 

一つ前の蠍座は、集団や他者と一体化し、そこに深くコミットします。

あるいは仕事や活動に、自分自身を捧げるように集中します。

そうした自分以外の存在と一つになることは、自分を見失うことにもなりますが、

結果的に自我を変容させます。

 

射手座は、蠍座のそうした行為から、離れ距離をおき、

100%純粋な個人へと帰ろうとします。そして、

自分自身に起きたこと、トライしたこと、チャレンジしたこと、

そうした体験の中から「自分が何者であり、どこへ向かいたいのか」

という問いに答えを出そうとするのです。

 

その答えは、やがて独自の哲学や価値観となり、

この世を生きる上での「自分自身の軸」として成長します。

この軸は、物理的な経済や現実社会の営みに、直接的に役立つことはありませんが、

精神を成熟させ、内面に平安をもたらします。

 

さて皆さんは、この3年間でどんな気づきがあり、

どのように価値観は再構築されてきたでしょうか。

 

「土星射手座時代の集大成を迎える」

 

今年の太陽射手座(11/22〜12/22)の時期は、

土星射手座時代の最後の1ヶ月に合致することになります。

そのため2017年の射手座の時期は「土星射手座時代の集大成」といえます。

3年に及ぶ長い旅のハイライトといってもいいでしょう。

 

すでに土星の課題を終えた人は

エピローグ的な射手座な時期となるでしょう。

まだの人はやり残したことを促すような出来事があるかもしれません。

そして、まだまだ混沌の渦中にある人は

−それが物理的なことでも、頭の中の混乱でも−

まずは旅に出ることをお勧めします。

 

――

 

旅はもうひとつの学校でもあるのです。入るのが自由なら出るのも自由な学校。

大きなものを得ることもできるが、失うこともある学校。

教師は世界中の人々であり、教室は世界そのものであるという学校。

もし今、あなたがそうした学校としての旅に出ようとしているのなら、

ひとつ言葉を贈りたいと思います。「旅に教科書はない。教科書を作るのはあなただ」と。

 

――

 

これは沢木耕太郎さんがユーラシア大陸をバスや鉄道で横断しながら

ロンドンを目指す紀行小説「深夜特急」に出てくる言葉です。

「深夜特急」が発売されたのは1986年。

バブル経済の最盛期にあり、旅も観光もバブルに溢れていましたが、

人々の心の中には、常に巡礼の旅へのあこがれがあったのだと思います。

 

当時、大学生であった僕自身は、卒業旅行にバンコクに行ったのですが

それは、二つの小説の影響からでした。その一つが深夜特急。

ドンムアン空港から、リムジンバスでホテルへ向かえばいいものを

あえて路線バスに乗ったり、地元の人が食べる食堂のような場所で食べたり、

床屋に行ったり。自分なりの深夜特急を過ごしました(笑)

 

しかし、バンコクの旅は、想像を遥かに超える刺激的な旅でした。

めったなことで内面が熱くならない水瓶座の少年が

あんなに興奮したのは初めてでしょう。

就職先はもちろん決まっていましたが、東京へは戻らず

そのままバンコクに滞在しようかと思ったほどです。

その時、沢木さんのように就職先の会社に出勤せず、

作家の道へと歩んでいたら、今頃どうなっていたのだろう…

 

奇しくも1986年は、前回、土星が射手座に滞在した時期でした。

そして、沢木耕太郎さんは1947年11/29生まれ。

太陽は射手座7度。サビアンシンボルは「ドアをノックするキューピット」。

秩序や大衆に迎合しない離反者。異なる次元のドアをいつもノックし続ける人なのでしょう。

 

今回の土星射手座時代の体験で何をつかんだのか?

あるいは、これからどんなことを大切に生きていきたいのか?

それを、土星が山羊座に入る直前の12/18の新月までに

言語化してみることをお勧めします。

やがてその言葉に命が吹き込まれ、いきいきと羽ばたいていくことになるでしょう。

 

★射手座の時期の主な惑星の配置

 

11/22 太陽/射手座イングレス

・土星射手座時代の集大成に時期に入る

 

12/1 金星の射手座入り

12/3 水星の逆行開始

12/5 海王星・木星・月が水のグランドトラインを形成

 

12/4 太陽/射手座12度・月/双子座12度 オポジション(180度)満月

・月が地球に一番近づく日(スーパームーン)

・突発的な行動を取ってみる

・それがさして意味をなさないものであっても良しとする

・この3年で夢中になったことを思い出してみる

・あるいはこの3年間の体験を思い出すような出来事があるかも

 

12/18 太陽・月/射手座27度 コンジャンクション(0度)新月

・土星射手座を通して再構築した価値観を言語化する

・その言葉を何かに刻印する。またはアウトプットする

・「私は何者なのか」その課題の締め切り日

 

12/22太陽/山羊座イングレス 冬至

・土星と太陽が会合する日でもある

・2020年まで続く土星山羊座時代の幕開け

・火の時代から地の時代への移行の始まり

 

次回の山羊座の時期の星の動きは「土星山羊座時代の始まり」です。

お楽しみに!

 

東海 豊