蝕の捉え方

 

7/28は水瓶座の満月で、月蝕となります。

太陽の通り道である「黄道」と月の通り道である「白道」の交点上に

太陽と月が配置されると蝕を起こします。

新月の時が日蝕、満月の時が月蝕であり、

日蝕と月蝕は必ず同じサインの中でセットで形成されます。

 

月蝕というと「何か予期せぬ出来事を招く」というような

オカルト的な言い伝えもありますが、

占星術ではそうした見方はしません。

 

占星術が大切にしているのは「周期」という考え方です。

蝕は1年半でサインを移動し、18年でサインを1周します。

そして、1つのサインを移動しているあいだに、3回の蝕を形成します。

獅子座と水瓶座で蝕を形成したのは

最初は昨年の獅子座の時期、

2回目が今年の水瓶座の時期、

3回目が今回の獅子座の時期となります。

また18年前には同様に獅子座と水瓶座で蝕を形成しました。

 

そのため、7/28の月蝕は「1年前の獅子座の時期」と因果関係があるような

出来事があるかもしれません。

また、「1819年前の出来事」を思い出すこともあるでしょう。

18,19年前を出発点とし、現在が刈り取りの時期と考えてみるといいでしょう。

特に、太陽星座や月星座が不動宮にある人は

蝕の影響下に入りやすい構造を持っています。

熱帯夜が続きますが、涼しい場所を確保して

1819年前を思い出してみるのもいいでしょう。

 

火星と月のコンジャンクション

 

また今回の蝕は、火星も絡んでいます。

地球に接近していると話題になっている火星ですが、

月とほぼ同じ水瓶座の度数で満月に重なります。

満月に火星が絡む時は、より強い衝動が顕在化してきます。

エネルギーの使い道に要注意の配置です。

 

なぜなら、月と火星の組み合せはエネルギー暴走するからです。

もしも暴走の気配があったら、その時は抑制をし過ぎないことです。

火星は、抑制しようとすると、爆発力を増す傾向を持ちます。

抑えるのではなく、「使い道や使い方を活かすこと」が大事です。

 

また、火星の最もポジティブな使い方は、太陽が表す「目的意識」を持つことです。

目的意識がある時ほど、火星のパワーがポジティブに作用することはありません。

満月に接近する火星を眺めながら、

本来の目的を思いだし、再び意識下にインプットしてみるといいでしょう。

 

獅子座5度、水瓶座5度のサビアンシンボル

 

7/28の月蝕の特徴をサビアンシンボルからみてみます。

月が水瓶座5度、太陽が獅子座5度で、満月および月蝕を形成します。

不動宮の5度は「障害や波乱の中に、今まで見えていなかった新しい視点を見つける」ことを意味しています。

 

獅子座は、熱い衝動で起こした行動が壁にぶつかることで、

それまでブラインドとなっていた面がみつかり、新しい力が作られていきます。

水瓶座は、孤立無援という状況が極まることで、逆に

実は多くの存在から支援を受けていることに気が付きます。

 

月蝕の基本的な解釈は「価値の逆転現象」と言われますが、

今回の不動宮5度での月蝕は、よりダイナミックに価値観の変容を起こす可能性を秘めているといえるでしょう。

 

東海 豊

713日は蟹座の新月です。

蟹座は、自分自身を構成している要素の根底に

家系、血統、民族性、地域性など、後天的に選べないものが

あることをよく知っています。

 

「個」という存在は、実は「個」として独立した部分が少なく、

多くの要素を自分以外に依存しています。

自分以外の存在というのは、例えば「ルーツ」があげられます。

先祖は自分で選ぶことはできませんが、かなり多くの影響を受けています。

 

蟹座は、そうした認識が難しい要素が、

現在の自分自身の多くを作っていることを、どこかでわかっているため、

自我よりも、共同体を大切にしようと思うのです。

 

そうした蟹座の新月は、

自分自身のルーツに思いを馳せ、

現在の立ち位置に至る経緯や運命の流れを、

再認識することが大切となるでしょう。

 

ただ2018年の蟹座の新月は、蟹座の影響以外にも

冥王星が大きな影響を与えてきます。

それは蟹座の新月に対して、山羊座に滞在する冥王星が

オポジション(180)を形成するからです。

 

冥王星は太陽系の外側から未知の影響を運んでくる惑星です。

未知の影響というのは、社会の中で暮らす私たちにとって、

意識下にないような出来事や変化をもたらすということです。

もちろん、それは悪いこと良いことという範疇では語ることはできません。

 

そのため冥王星の影響は、日常的には発現しません。

多い人でも、長い人生の中で数回程度でしょう。

実際にどんなことが起こるかは、なんとも言えませんが、

起こった時には「想定外」「運命的」「自分ではどうもならない」と感じることでしょう。

 

その冥王星が、新月にオポジションを形成する時は、

新月での意思決定や行動が、運命という見えない時空の中で、

方向付けされ、展開していくことを表します。

 

思わぬ方向に展開していくことも多いと思いますが、

そうした時の力を活かすか、あるいは巻き込まれるかは、

自分の運命を信頼できるかどうかにかかっています。

 

太陽に対して冥王星が角度を取るのは1年に数回ですが、

太陽と月に同時に角度を取ることは数年に1回です。

自分自身の運命を信頼する絶好の機会といえるでしょう。

 

東海 豊

713日 蟹座の新月と冥王星のオポジション

 

713日は蟹座の新月です。

蟹座は、自分自身を構成している要素の根底に

家系、血統、民族性、地域性など、後天的に選べないものが

あることをよく知っています。

 

「個」という存在は、実は「個」として独立した部分が少なく、

多くの要素を自分以外に依存しています。

自分以外の存在というのは、例えば「ルーツ」があげられます。

先祖は自分で選ぶことはできませんが、かなり多くの影響を受けています。

 

蟹座は、そうした認識が難しい要素が、

現在の自分自身の多くを作っていることを、どこかでわかっているため、

自我よりも、共同体を大切にしようと思うのです。

 

そうした蟹座の新月は、

自分自身のルーツに思いを馳せ、

現在の立ち位置に至る経緯や運命の流れを、

再認識することが大切となるでしょう。

 

ただ2018年の蟹座の新月は、蟹座の影響以外にも

冥王星が大きな影響を与えてきます。

それは蟹座の新月に対して、山羊座に滞在する冥王星が

オポジション(180)を形成するからです。

 

冥王星は太陽系の外側から未知の影響を運んでくる惑星です。

未知の影響というのは、社会の中で暮らす私たちにとって、

意識下にないような出来事や変化をもたらすということです。

もちろん、それは悪いこと良いことという範疇では語ることはできません。

 

そのため冥王星の影響は、日常的には発現しません。

多い人でも、長い人生の中で数回程度でしょう。

実際にどんなことが起こるかは、なんとも言えませんが、

起こった時には「想定外」「運命的」「自分ではどうもならない」と感じることでしょう。

 

その冥王星が、新月にオポジションを形成する時は、

新月での意思決定や行動が、運命という見えない時空の中で、

方向付けされ、展開していくことを表します。

 

思わぬ方向に展開していくことも多いと思いますが、

そうした時の力を活かすか、あるいは巻き込まれるかは、

自分の運命を信頼できるかどうかにかかっています。

 

太陽に対して冥王星が角度を取るのは1年に数回ですが、

太陽と月に同時に角度を取ることは数年に1回です。

自分自身の運命を信頼する絶好の機会といえるでしょう。

 

東海 豊

山羊座の満月

 

629日は山羊座の満月です。

2018年の山羊座の満月は、「太陽が蟹座7度」「月が山羊座7度」で形成されます。

 

7度という度数は「自己と自己以外の存在とのギャップを感じる度数」です。

そのため、山羊座の満月では、属している集団の中で、

他者との相違点や自己の特異点を感じることになるでしょう。

 

蟹座7度のサビアンシンボルは「月あかりの下で踊る二人の妖精」です。

集団のために献身していた蟹座が、

実は自分の内面の欲求に忠実な面も持っていて、

その面を発露することで、活力を呼び戻すことを表しています。

 

山羊座7度のサビアンシンボルは「ベールに予言者

集団の中で表に立ち、目に見える物理的な視点で貢献してきた山羊座が

影に回り、目に見えない視点を持つことで、

新たな立ち位置や視点を獲得し、活力を呼び戻すことを表しています。

 

そのため、山羊座の満月では

「他者との違い」や「自分自身の限界」を実感するかもしれません。

(その分野は価値観、個性、能力、経済力、容姿、環境、運など様々ですが)

その結果、活力を再び取り戻すことが出来たとしたら、

それは満月の影響力を享受したといえるでしょう。

 

東海 豊

あらゆるものを手放す魚座

 

卒業シーズンたけなわです。

街中では袴姿の若者をよく見かける季節となりましたが、

天空では、明日3月17日に魚座の新月を迎えます。

そこで今回は、魚座の新月が、どのような意味を持つのかを検証していきます。

 

魚座は、身に着けた様々なものを手放すことで、魂の純粋性を取り戻すサインです。

立場や肩書、責任といった社会的な役割、他者との関係性のしがらみ、

あるいは体験から生まれた固定観念や信念など、

三次元社会の中で、しっかりと生きるために身に着けた様々なものを手放します。

 

そして、あらゆるものを手放した先にあるものが「魂の純粋性」です。

子供の頃は誰でもこの「魂の純粋性」を持っています。

しかし、大人になり社会に出るためには、それだけだは生きていけず

様々なものを身に着けていきます。

 

魚座で取り戻した「魂の純粋性」は、次のサインである牡羊座で活かされます。

 

牡羊座は、物事が「新しく生まれる」サインです。

その象徴として、誰もが等しく体験する「この世に生まれること=誕生」という出来事があります。

この世に誕生したばかりの子を見れば、

「魂の純粋性」という意味が、誰でもわかります。

 

(その誕生時のホロスコープが出生図となり、占星術家そこに、その人の本質を見出します)

 

占星術の12サインの原則である、「次のサインへと受け継がれていく」という観点から見ると

魚座があらゆるものを手放すのは、この世に誕生するための準備と考えることができます。

 

実際の生活での一年のあり方をみると

魚座の段階では、それまでの一年で身に着けた様々なものを手放すことがお勧めです。

そうすると、結果的には全てを手放すことができず、いくつかのことだけが残ります。

その残ったものが「本当に大切なもの」であり、

牡羊座からはじまる翌年の一年間での「種」となるのです。

 

魚座の新月

 

317日の魚座の新月は、その作業が完了する日です。

 

完了した後は、実際に「動き出す」「生まれる」「発芽する」のを待つだけです。

また、誕生である春分点までは、アイドリング期間です。

(今年は3日間ととても短い期間となりました)

 

スキーのジャンプで言えば、ゲートに座りスタートの合図を待つ時間。

フィギュアスケートで言えば、定位置につき音楽が鳴り始めるのを待つ時間。

そんな感じでしょう。

 

どうやってはじめようか?

動き出したらどこに向かえばいいのか?

そうしたことは、あまり考える必要はありません。

 

アスリートが体が勝手に反応していくように

純化された魂が勝手に反応して動き出していきます。

それを「本能」ということもできますが、

どちらかというと、「宇宙の原理」という方がしっくりくるでしょうか。

この世に誕生する時に、全ての人間がこうしたことを体験してきたはずです。

 

魚座27度 「仲秋の満月が秋の空を照らす」

 

さて、その魚座の新月ですが、

今年は魚座27度で太陽と月は会合し新月となります。

魚座27度のサビアンシンボルは「仲秋の満月が秋の空を照らす」です。

これは「自分自身が引き起こした現象の中で、自分の資質や役割と出会う」という意味です。

 

魚座は、ひとつ前の26度の「影響を分割する新月」で、

多くの人の影響化の中で、環境に依存していた自分を自立させます。

「僕はもう行くよ」と自らの道を歩みはじめるのです。

そして、27度でその行動が引き起こした出来事と実際に出会います。

 

通常、「こうありたい」という意志と、「ありのままの私」という本来の自分自身の姿は、分裂しがちです。

しかし、魚座の終盤の度数では、意志と内面や資質が完全に一致していきます。

 

それは、あらゆることを望み、たくさんのチャンレンジをしてきたけど

最終的には、自分自身の内面の深いとこりにある魂の純粋性が、

自分自身にとって最も自然なあり方を引き出してくれることを表しています。

 

今年の魚座の新月では、起った現象や出来事の中に(それが、どんなことであれ)

自分自身の本質や自分らしさを見出していくことが大切です。

その時に、「私らしいなー」と感じる印象があれば、

それがいずれ、本来の自分自身のあり方に導いてくれるはずです。

 

東海 豊